カネとモテと、仕事とー幸せとは何か考えるブログー

うつや不登校、留年など人生の壁にぶつかった筆者が、幸せになるための方法を模索するブログ

自信の心理学 なぜ、自分は弱気で、自信が無いのか。②

前回の記事で、日本人の自信のなさと、その理由について述べました。

 

 今回は、そもそも自信が無いのはなんでなのかと、自信を得るための方法を語ります。

 

 まず、自信のなさというのは、進化生物学的にはこう解釈されます。

 自分と対等である相手と戦って負けた時は、どこか体の調子が悪いか怪我をしているが、それに気付いていないのかもしれないと脳が判断します。そうすると、弱気で自信が無い状態に陥って、しばらく体を休ませることができるのです。

 

 竹内久美子著の「騙し合いの法則」という本に描かれています。

 

騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」 | 竹内 久美子 |本 | 通販 | Amazon

 

 このシステムは、我々の本能が形作られた狩猟採集時代に生まれています。なので、現代には対応できていません。今の時代は、勝負をするといっても殴り合いの喧嘩をするわけではないので、体に影響があるわけではなく体に休息は必要ないでしょう。

 

 となると、かつては必要であった「自信喪失」も、特に必要のない体の機能だというのが分かるでしょう。盲腸と同じです。

 

 自分たちの脳みそは、まだサバンナの中にいると勘違いしています。なので、現代の文化に対応できていません。例えば、現代では大人同士で取っ組み合いのけんかをすることはないでしょう。むしろ、商談などでいかにイニシアティブを握れるか、「言葉」で戦う事が多いでしょう。

 

 となると、自信喪失してしまうのは損でしかないです。説得されるかどうかは、言葉の中身というよりも、態度によりますからね。態度が自信満々そうかどうかで大きく変わります。


 自信を失って言葉の歯切れが悪くなるのも損ですよね。

 

 つまり、現代においては自信を失うこと自体が損なんですよね。体を使って戦っていないのですから、体を回復させる必要はないです。また、病気の場合は人間ドッグがありますよね。

 

 だから、同期に成績で負けようが、ライバルに差をつけられようが気にする必要はありません。落ち込んでも、それは脳が見せる幻覚。気にする必要はありません。

 

 無条件に自信を持っていいんです。それが、得です。気にせず、ガンガンチャレンジしましょう。

 

 とはいえ、落ち込んだ状態だとやる気が湧いてこないですよね。そういう時は、小さな成功を少しづつ積んでみましょう。


 今の自分には厳しいというラインではなく、これならいけそうだという小さなラインを設定し、それをクリアしてみてください。そして、次にまた同じようにラインを設定してクリアし、小さな成功体験を積み重ねていきます。

 

 そうすれば、自然と自分に自信が生まれてきます。目の前の目標に勝つと湧いてくるのが自信ですから、それをコツコツ積み重ねれば少々のことでは折れない自信が生まれてくるはずです。